死ぬここと生きること

※この記事には死について書いている箇所がありますが、決して死を推奨するものではないことを肝に銘じておいてください。死ぬことがいいこと悪いこと、その次元の話で捉えることは、とりあえず許しません。基本的に選択して死ぬことも許しません。

『死を恐れている人はいません。死にいたる生を恐れているのよ』

これは「すべてがFになる」に出てくる真賀田四季のセリフだ。


「すべてがFになる」のアニメ版を観終わった。深夜枠なのでもちろん録画。希望は10:00就寝だ。

哲学的な内容で生と向き合うことができるアニメだった。

そして私もそれを楽しんだ一人だ。


死についてあなたはどう思う?

生きることは、どういうことなんだろう。


私は、死がこわい。

以前は眠れなくなるほどだった。


でも同時に、「死」とは、温和であたたかく、優しいことのような気が心の何処かでしている。楽、ではない。でも暖かな何か。

日常に疲れているのかというと、そうでもない。何もかもが嫌だという感情も持っていない。そんなに生きることに対してネガティブな感情も持っていない。

生活も、プライベートも、仕事も、趣味もあって楽しんでいる。

生きている今、楽しめているという自負もある。


「死」温かいといったが、本当にそうだろうか。

いや、それは死んでみないとわからない。


死んでから、温かいと感じることはできるのか、仮にそれが辛いことだとして、それをつらいとかんじるのだろうか。

ここに答えはないはずだ。知ることが出来た時点で、この世にはいないのだから。


思いを馳せる自由。それが死に対する僕らのアプローチの一つであろう。


ゆっくり考えて、(もしくは考えないで)生きていけばいい。

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